【KYMCO GP125i】ギアオイルを交換してみる【3,000 km】

KYMCO GP125i

 GP125iに乗り始めて3ヶ月ほどになり(2023-1月)、月間1,000kmちょいを走るワタクシは早くも3回目のオイル交換を迎えました。

今回の定期オイル交換はショップでお願いしましたが、そちらは【エンジンオイル】

1,000kmごとに交換指定の方。お店ではホンダG1使ってるみたい。

Bitly

今回セルフ交換するのは、4ストではスクーター特有となるミッションオイル(ギアオイル)。

ピストンの摺動は関係ない独立した部位なので、粘度はもちろん極圧性能が求められる部位ですね。

メーカーによってはクラッチ付きのオートバイ同様に、10W−40のオイルを……ということもあるようですが、GP125iでは取説によれば『GL-4を使用せよ』とのことでした。

粘度的にはGL-410W−40ぐらいに一応なるのですが、先述の通り『極圧性能』が求められるミッション部分ですので、ここは専用品を使いましょう。

そこでワタクシがホームセンターで調達してきたのは~

日産純正オイルのGL-4グレード。

近場のホムセンで最安だったのと、粘度指数自体は指定品だったので『これでいっか~』とw

Castrolも売ってたけど、缶切りで開けるタイプだったので扱いにくそうで……

YAMAHAのギアオイルも売ってたんですけど、グレードが載ってないし、ググってみるとどうも、ちょっと柔らかいみたい?(燃費にはいいかも……

とりあえず指定粘度を……と思ったので今回はスルーしました。

まぁ、普通に使えると思うんですけどね。作業に行きましょう。

雨天でも構わず乗るので足回りきたね~

時々ジェッターで汚れをぶっ飛ばしてから洗車しています。

クランクケースをよーく見ると、左面のミッション付近に取れそうなボルトが2個いらっしゃいますね。

銀色のミッションケースにくっついている、横向きのボルトと垂直のボルト。

カバー抑えは関係ないので無視しましょう。

言わずもがな、ドレンボルトは下ですw

今回は12ミリのソケットでサクサクっと外していきます。

トルクチェック用のマーキングを忘れましたが、まぁこの感じのボルトなら17−20N程度で締めとけばいいんじゃないでしょうか……(適当

横のボルトも先に抜いておくと、上から空気が流入してササッとオイルが抜けます。

エンジンオイルと同じ道理なので、事前にちょっとミッションを温めとくと◎

でもギアオイルは高粘度&少量(110ml)なのでほぼ抜けませんw

ボルトを抜き取るとこんな感じでオイルが垂れてきます。

汚れた純正は黄緑のような黄土色系のような。

気持ち、鉄粉キラキラが見えるような気もしますが3,000kmだと激ヤバって感じでもないんですが、まぁ普段からぶん回して乗るタイプの中国製エンジンですから、この手のやつはマメに変えてもバチはあたらないでしょう。

ちょっと時間かかりましたが、垂れてこなくなったらドレンのボルトを締めてパークリでキレイに。

タイヤにダイレクトにパークリが掛かると汚い&ゴムにも良くないので、ダンボールでガードするなどして気をつけてあげましょう。

ワタクシは見事に汚しました()

今回はオイラーで110mlを測って入れたのですが、かなり面倒くさかったので後日、アストロで注射器を買いましたとさ。

ちなみにギアオイルめっちゃ臭いので注意。

こんなや~つ~

これならホースで狭い入り口まで誘導して、チューっと押し込めばOKなはず!

買ったのは70mlタイプだったのでちょっと容量失敗したけど、まあいいでしょうw

んで注入口から溢れてきたら完了です。そのままボルトを締めます。

実際には90−100mlぐらい? 110ml全量は地味に入りませんでした。

交換後は……

なんか変速時の振動が減ったような気もする……

(ザ・プラシーボの可能性)

ちなみにGL-4の中でも粘度幅があるのはその通りなのですが、今回使用したのは75W−85なのでちと硬め。

ゼロ発進時、少しレスポンスもっさりな気がする&地味にリッター1キロぐらい燃費悪くなってるっぽいので、スクーターには役不足だったかもしれません(汗)

まぁ、あと8回も交換できる分量がありますのでもうこれでいいかw

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