【KYMCO GP125i】フロントタイヤをハイグリップに交換したお【DURO DM1107】

KYMCO GP125i

GP125iに限らずですが、原付スクーターってまぁフロントの接地感がいらっしゃらない乗り物ですよね。(^_^;)

もう免許取って10年を超えましたが、免許2年目の時に乗っていたリード90では雨の日に(おそらく轍にFタイヤを取られたんでしょうが……)舗装の良くない直線ですっ転んで対向車線まで滑っていった思い出。。。

あの時のタイヤサイズもGP125iと同じ、3.50-10インチの小径タイヤでした。

さて本題。GP125iの純正タイヤは台湾ブランド・チェンシン。でも中国生産w

◀だいたいこんな感じのヤツ

ちなみに純正スペアタイヤはパーツリストだと諭吉超えの衝撃価格なので、二度とお目にかかることはなさそうですが……

サイズは先述の通り3.50−10インチ、最近では12インチとかがメインストリームの125cc界隈では少なくなってきたサイズですが、通勤快速としては10インチは軽快そのもの。

小回りもよくききますし、足つきもいいから誰でも乗りやすいバイクですね。

3.00インチのタイヤよりは気持ち外径も大きいから、そのぶん安定しているの……かも……

純正タイヤ。コンパウンドはフツー。

特段路面のインフォメーションを伝えてくれることもないけど、ドライだとまぁ普通に乗れます。

しかしウエットではとにかくアイススケート状態です(汗)

フロント主体で走るなんてとんでもない。

スクーター自体リア荷重ですので、ウエットの時はバンクさせないようにして、とにかくリア主体でアクセルちょい開けで全体的に走行。

轍や傾斜のあるところでフロントブレーキを入れると、低速時には見事にズルっと行きます。

バイク歴10年でなければ絶対にコケているレベルでは滑ります((((;゚Д))))

というわけで交換します!(w

現在の走行距離は新車から2,500kmぐらい。

毎月1,000kmちょっと走行するのでこのペースになります。

外したFタイヤはリアタイヤのスペアに取っておきますよ。

今回買ったタイヤはこちら↓

台湾タイヤではMAXXIS(マキシス)と並んで有名どころのDURO製。

昔エイプ50に乗っていた時は、乗り出した中古車の初期タイヤでDUROのトレール風が履かされてたな~(以下懐かしエイプタイヤのリンク)

↑はGP125には全く関係ありませんので、エイプの安いタイヤをお探しの方はご参考ください笑

このタイヤ(DM1107)は結構昔からあった気がするのですが、サーキットユースでも使えるハイグリップというレビューをちょくちょく見ていて、UNILLI(ユナリ)のハイグリップやIRCTUKTUKと悩んでいたのですが、せっかくならより安全に乗れるタイヤにしよう、ということでお試しで注文してみました。

ちなみに最後まで悩んだTUKTUKはこちら、レビューも良好↓

昔の知り合いがトゥデイに3インチの方を履いてましたが『いたってフツー』という感想でした。普通に乗るなら安いしこっちでいいかも。

製造は22年の26週。ざっくり6月頃製造でしょうか。

意外と新し目の印象でいい感じ!

個人的には1年程度の経過は全く気にしません。

実際、よっぽど保管が悪くない限りはグリップ変わらない……

タイヤパターンは中々レーシーで、しかし溝も大きく深いので割とウエットでも行けそうな印象。

幸い、地域的にこの程度のタイヤでは普通に乗る分には温度依存をほぼ気にしなくてすむレベルですので、よっぽどウエットの走り始めとかでなければコンパウンドは柔らかい方が好都合です。

タイヤを外す前に、ホイール右面にあるスピードメーターの連結ケーブルをプラスドライバーで外します。

今回2番を使いましたが、多分3番サイズかも。今度買っておこう。

構造的には見ればはめ方わかるレベルだったので、ここは省略します。

ネジを取ったらそのまま引っこ抜くだけです。

したらば左面にまわり、アクスルシャフトを外しにかかります。

ボルトにはマッキーを塗り塗りして、締め付ける際の位置確認をしておきましょう。

(ソケットのサイズ、17だったか19ミリだったか忘れました……セットで持ってれば問題ないレベル)

僕はSK11のこのセットを愛用してます!

 ハンドルはアストロで揃えました

センスタを立てて、アンダーカウルにはできればジャッキが理想ですが手持ちになかったので、角材を挟んでジャッキ代わりにしました笑

少し持ち上げてやればフロントタイヤが外せます。

ちなみに戻す時はうまくハマらなかったので、少しキャリパーのピストンを戻し、キャリパーのネジも外してから嵌め戻しました。

したらばササッとバルブコアをムシ回しで外してエアーを抜きます。

エアーを抜いたらビードを落とします。

タイヤレバーでも一応できるのですが、時間がかかるので同僚の道具を借りました。

10年前の原付小僧時代はチョイノリや2stビーノのタイヤ交換をレバーのみでやっていましたが、いったいどんな技術を使ってたんだろう?^^;

文明の利器でサクッとビードを落としたら、リムガードをホイールにあてて……

レバー2本でシコシコと外して行きます。ブレーキローター曲げないように!

理想は3本だなーと思いました。不慣れならなおさらですw

リムガードもあまりマッチしなかったので、買い直してもいいかも……

(この後、リンク先の絶対使いやすい高級タイヤレバーと一緒にリムガードもまとめて買いました!)

ちなみにタイヤを抜き取るのにかなり苦労しまして、ビード部分にシリコンスプレーをかけまくり、2人でホイールとタイヤを引っ張ってどうにか外せました。下手ですね😨

……

……格闘すること小1時間、なんやかんやでDUROタイヤ装着!

取付時は1月頃でしたが、いやーいい汗かきましたね(^o^;)

気をつけることは軽点の位置(マークがあれば)と、ローテーションの向きを間違えないことだけですね。

タイヤのビードとリムにしっかりとビードワックスを塗ってやれば、半分ぐらいは押し込んでそのまま入りますので、少しレバーでめくってやれば簡単にハマります。

タイヤ交換で一番気持ちいいシーンかもしれませんw

あとはコンプレッサーでポンポンッとビードを上げ、ビードを馴染ませる目的もあり、最初は指定圧より気持ち高めにして試走!

※先述の通り、組戻しがうまく行かなかったのでここではキャリパーを外しました。

トータルの作業時間は1.5時間ぐらいでしょうか……

しかし達成感はひとしお、タイヤパターンも格好良い!

人件費的にはバイク屋に投げるのが吉ですが、練習と割り切って頑張りましょう!

なおリムは多少ガリってしまいましたが、原チャリだから許される荒業・マッキーで修正しました()

交換完了してメーター確認、2,550kmで装着です。

ハイグリップとはいえ、フロントタイヤなので7,000kmぐらい持ってほしいかな~

交換後数百キロ乗りましたが、感想としては

めっちゃグリップする!

フロントタイヤが確かに存在している!

ウエットグリップも申し分ありません!

低速時のブレーキング&傾斜コンボでも、ズルっと行くことも皆無です。

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その後3,000kmに達したので500kmほど走行した計算ですが、すでに気に入ってリピート検討レベルです笑

でも他のタイヤも試してみたいしなぁ。ちなみにリアは純正のチェンシンでも十分食ってる(別に嫌な滑り方はしない)ので、耐摩耗性も重視したいですね。

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DM1107は手組みもしやすく、グリップも期待以上であとはライフぐらいが気になるところですが、リアに履かせると消しゴムのように消えてなくなるのは目に見えていますのでテストはしません笑

フロントのライフは再交換の時にまた記事にしようと思います!

(^_^)/~

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